■2021.3.1号 No390
神出鬼没的
新型オービスに注意
 2014年10月警視庁が生活道路でも取り締まり可能な新型オービスの導入を発表。11月から埼玉県の2ヵ所で移動式オービスの試験運用が開始され、2018年7月東京で運用開始。8月からは、首都高速で運用されています。
 移動式オービスは、自動車の速度違反を自動で取り締まることができる新型の小型取締装置。正式には「可搬式速度違反自動取締装置」や「半可搬式速度違反自動取締装置」と呼ばれ、運搬や移動が可能な小型のオービスで、場所の固定化を防ぐ為と共に敷設の難しい生活道路でも取り締まれます。
 形状は、三脚にカメラを載せた小型のタイプと、白いロボットの様なタイプがあり、いずれも固定式オービスと比べると、接近するまで気づかない形状と大きさになっています。従来からあるオービスは位置が覚えられると効果が下がるが、移動式オービスの設置場所はほぼ無限なので、神出鬼没的な運用が可能。また、畳一畳ほどのスペースで設置できるため、通学路などの狭い道路でも設置が可能となっています。
 また、時速15キロスピードオーバーなどの青キップクラスの違反者も検挙することがあり、東京都や愛知県などでは手前に警告看板を設置せずに運用を行っています。さらに、狭い道路で取り締まりの実施が可能であり、2020年には全国で導入しています。
 取り締まりを体験した感想として「オービス(自動速度違反取締装置)と言えばこれまで、『一般道で30キロ/高速道で40キロ以上の速度超過(赤切符)でないと検挙されない』というのが定説でした。しかし、今回その定説を覆す小型移動式オービスにて15キロオーバーで検挙された。警察官は2人で取り締まりをしていた」と、悲痛を訴えくれました。
 今年になって、都内某所で新型オービスの取り締まりらしい現場報告を複数の組合員から寄せられています。今後の検挙数増加が予想され、対策が必要。具体的には、新型オービスのレーダー探知機がカーショップで多種類販売されているようです。また、生活道路においての最高速度厳守と安全運転の励行が重要です。
【東京地連・道交法対策委員会】