■2020.5.15号 No378
公共交通機関としての安全輸送を
「タイミングのいい信号」に要注意
 道路を熟知している白バイ隊。一般道には彼らが交通違反の獲物を狙うのに「効率のよい信号」があります。信号には取り締まりやすいタイミングがあるとか。また、カーナビの指示で間違えやすい一方通行の場所もあるといいます。
 例えば、青信号が連続した後に通過するギリギリで黄色から赤に変わる信号が設置されている場所。特に、次の信号がまだ青だと無理して突っ切って走行し、交通違反をしてしまう人が多いようです。
 最近のドライバーは傾向としてカーナビに頼り過ぎる面があります。ナビが指示する場所のひとつ手前で右折して一方通行に入ってしまう交通違反も多いようです。白バイ隊員は、そのような信号を各自、頭に叩き込んでいます。また、交通違反に狙われるのが「タイミングのいい信号」。人間の心理として、青信号が連続する見通しのいい幹線道路で、クルマがスピードに乗っていると、ギリギリで信号が黄色から赤に変わっても突っ込んでしまいがちですが、信号が変わったのを運転手に自覚させるため、クルマが停止線に入る手前でサイレンを鳴らします。「しまった」と思った時には手遅れです。赤矢印信号も同様です。
 東京地連組合員共済の給付申請件数が多いのは、信号無視違反、通行禁止違反、一時不停止違反の順となっており、最近件数が増えているのが「横断歩行者等妨害等違反」で、警察も歩行者の安全優先のため、取り締まりを強化していることもありますが、公共交通として細心の注意が必要です。
 道交法38条に「横断歩道や自転車横断帯に近づいたとき、横断しようとする人や自転車がいない場合を除き、すぐに停止できる速度で進行し、人や自転車がいる場合は一時停止をして道を譲らなければならない」と定めるとおり、「横断歩道は歩行者優先」です。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ステイホーム、自粛要請で道路は比較的空いています。周囲に車両が少ないことからも速度超過にはくれぐれも注意し、私たちは安心・安全・快適な公共交通機関としての運行に努めましょう。
【東京地連・道交法対策委員会】