■2019.4.15号 No359
避けられない事故と主張
現場でやるべき救・安・報
 T労組のA乗務員は昨年12月26日(水曜日)16時50分頃、港区芝公園1の8で、空車(回送)で日比谷通りの増上寺交差点を右折して浜松町駅に向かおうとしたところ、反対車線の車の間の右側から飛び出してきた電動アシスト自転車(港区のアシスト自転車=時速26キロ)と接触しました。通行人が警察に連絡してくれ、A乗務員はSオートコムズに電話し、レッカー車を手配。15分位して警察官と救急車が到着しました。
 被害者は、事故直後では足を骨折したようでしたが「けがは大丈夫ですか?」とたずねると「急に飛び出してすみません。港区役所にマイナンバーを取りに行こうとしていて、急いでいました」としきりに平謝りしていました。
 被害者はその後、新橋の慈恵医大病院に搬送され治療後、深夜1時に帰宅。診断は自宅療養・大腿部骨折で全治3ヵ月でした。
 3時間後にレッカー車が到着、車両輸送の手配をしてから、慈恵医大病院にお見舞いに行きましたが、処置中でその日は会えませんでした。
 翌日、ドライブレコーダーの映像を愛宕警察署に提出し、二日後には簡単な現場検証と調書を作成しました。その際には担当警察官に「前方確認はしっかりしています。怪我をされた被害者の方には、大変申し訳ないと思いますが、反対車線の車の間から急に飛び出してきたので、とても避けられない事故だったと思います」と主張し、警察官もその通りに記述したので調書に署名捺印しました。
 29日に再度、自宅にお見舞いに行き、メールで連絡しましたが、本人は病院で診察中だったようで「友人とルームシェアしているので、プライバシーの都合もあります。そのお気持ちだけで結構です」と返信がありました。
 年が明けて免許証点数を累積証明で確認したところ「加点0、罰金なし」でした。
 A乗務員は被害者のけがの状況を心配しながらも、避けられない事故であったと明確に主張しています。また事故が起きたとき、私たちが現場でやるべき「救護、安全確保、通報」を実施したことも重要です。
【東京地連・道交法対策委員会】