■2018.12.15号 No354
嘆願書と補佐人出席
免許取り消しが免許停止180日に
   8月9日、G労組のOさんは、千代田区丸の内2丁目3番付近の日比谷通りの和田倉門交差点内において後方確認を怠り、急ブレーキをかけたため、後方にいたオートバイに追突されるという事故を起こしてしまいました。
 Oさんは、その時点で前歴2回。今回の事故は人身事故のため、基礎点数の安全運転義務違反2点と付加点数がつきます。幸いにも責任の程度が軽い軽傷事故にあたるため、付加点数も2点の加点ですみました。合計4点ですが、前歴2のため、4点でも150日の免停になります。
 しかし、1ヵ月もたたない9月1日にOさんはさらに信号無視違反で取り締まりを受けてしまいました。
 10月になり、Oさんの元に埼玉県公安委員会から「意見の聴取通知書」が送られてきました。
 処分理由として、「9月1日東京都地区内における交通違反により、下記のとおり行政処分(取り消し)の基準点数に該当したため」と明記され、過去3年以内の処分暦2回と累積点数6点が記されていました。
 事の重大さに気付いたOさんは、すぐに組合に相談しました。
 加点された2つの事案には、警察側の瑕疵がないことから、組合はOさんに反省を促すとともに、嘆願書を取り組むことにしました。組合内だけの取り組みでしたが嘆願書は、1ヵ月間に538筆もの署名が集まりました。
 聴聞会の呼び出しがあった11月7日、浦和の埼玉県警察本部へ道対委員1人および組合の支部長の補佐人2人と当該のOさんで嘆願書538筆と本人の反省文を携え聴聞会に臨みました。
 聴聞会では、本人が言い訳もせずに違反事実を素直に認め、反省の弁を述べるとともに、発言した補佐人2人はタクシー乗務員の苛烈な労働条件を訴え、何卒寛大な処置をお願いするとして聴聞官に礼をして退席しました。
 その後、発表がありOさんは180日の免停に減免となりました。当日、取り消しから減免になったのは2人のみでした。
 組合をあげて安全運転に取り組む姿勢と本人が真摯に反省する態度を示したことが、減免につながったと考えます。
【西部ハイタク共闘会議・道対部】